分散型データセンター
Internet Computer ブロックチェーンは、あらゆる物理的な場所に存在する物理的なハードウェアではありません。その代わりに、Internet Computer ブロックチェーンは、世界中の独立して運用されているデータセンターにより提供されている計算資源を組み合わせています。
パブリックまたはプライベートなクラウドとは異なり、Internet Computer ブロックチェーンは 1 つの民間企業により所有・運営されてはいません。 Internet Computer ブロックチェーンは、プロトコルで定義されたアルゴリズムによる分散型のガバナンスシステムによって管理され、更新と運用が行われる公共事業です。そのアーキテクチャは、複数のコンピュータが 1 つの非常に強力な仮想マシンのように動作することを可能にします。
Internet Computer ブロックチェーンを構成する世界各地のデータセンターに設置されたノードは、サブネットブロックチェーンに編成され、Chain Key 暗号を用いて相互に接続されます。分散型アーキテクチャにより、ファイアウォールまたは攻撃を受けやすい技術無しで安全な通信が可能です。独立したノード運用者は、ノードをホストしてもらうためにデータセンターに支払い、Internet Computer ブロックチェーン上で動作する dapps をサポートするコンピューティング能力とホスティングサービスを提供することで報酬を受け取ります。
サブネットとデータセンター
ブロックチェーンのあらゆるサブネットを構成する物理的なノードは、サービスの中断に耐えうる真の分散型ブロックチェーンを提供するために、異なる場所のデータセンターに分散されています。 ノード自体は、データセンターの所在地とは関係なく、異なる当事者が所有または提供しているかもしれません。
下図は、4 つのデータセンターにノードがあるサブネットの簡略図です。
シンプルなシナリオを下記に示します。
地理的に独立した 4 つのデータセンターがあります。
各データセンターには、複数のノードプロバイダから提供されたハードウェアが設置されます。
一つのノードプロバイダーが複数のデータセンターに機器を設置する場合があります。
この例では、複数のデータセンターにノードを持つ 1 つのサブネットブロックチェーンを示していますが、必要に応じて、どのノードもこのブロックチェーンサブネットから移動して、新しいブロックチェーンサブネットを形成することができます。 ネットワークトポロジーの変更は、 Network Nervous System(NNS) と呼ばれる Internet Computer ブロックチェーンのガバナンスシステムによって管理されます。
ノードプロバイダーとデータセンター事業者
多くの場合、ノードプロバイダまたはそのパートナーであるデータセンター事業者は、Internet Computer ブロックチェーンが動作する機器の計算能力を監視・維持する責任を負っています。 例えば、ノードプロバイダーやデータセンター事業者は、ハードウェアの故障やシステムの不具合が発生した場合、機器の修理や交換を行う必要があります。 一方、ネットワークの運用やアップグレードは、分散型のガバナンスシステムである NNS(Network Nervous System)によって監視・管理されます。
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